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結婚式ガイド

席札の書き方

席札は、披露宴で各ゲストが座る席に置く、名前入りのカードです。書くことは基本的にお名前だけですが、様の付け方、肩書きを入れるかどうか、メッセージ、サイズ、準備の時期には、迷いやすいポイントがあります。席次表やエスコートカードとの違いから、Seatfulでの作り方までまとめました。

最終更新日:2026年10月

このガイドの読み方

書き方は、ゼクシィ、マイナビウエディング、みんなのウェディングの解説を照らし合わせて整理しています。慣習は式場、地域、ご家庭で異なるため、見解が分かれる点は、情報源ごとに併記しました。最終的には、式場のプランナーと両家のご意向で決めてください。

席札・席次表・エスコートカードの違い

名前の入った紙やカードがいくつかあるため、混同しやすいところです。置く場所と役割で見分けます。

席次表席札エスコートカード
どこに 受付のあとに、ゲストに渡す 各ゲストの席(ショープレートの上や隣など) 受付の近く、ウェルカムスペース
役割 会場全体のテーブル配置と、同じテーブルのゲストを示す 着席したあと、その席を示す(ネームプレート) ゲストが自分のカードを探して、座るテーブルを知る
書く内容 テーブルごとの、肩書きとお名前 お名前(様)。任意でメッセージ お名前とテーブル番号。肩書きは書かないのが一般的

エスコートカードは、席次表の代わりに使われることもあります。席次表より気軽で、名前を探す楽しみがありますが、年配のゲストや会社関係のゲストが多い場合は、席次表でないことに戸惑う方もいる、という指摘もあります(マイナビウエディング)。

席札に書くこと

お名前

漢字のフルネームが一般的です。漢字の間違いは特に失礼にあたるので、返信はがきやゲストリストと照らし合わせて確認します。カジュアルなパーティーでは、ファーストネームだけにする選択もありますが、その場合も、年配の方、目上の方、お子様には、フルネーム入りの席札を用意するなどの配慮が勧められています(みんなのウェディング)。

敬称

新郎新婦の家族以外には、フルネームに「様」を付けます。お子様には、「さん」「くん」「ちゃん」を使う例もあります(10歳未満とする記事と、小学生くらいまでとする記事があります)。ご家族に付けない範囲や、恩師、お子様の書き方は、席次表と同じ考え方です。詳しくは席次表の肩書きの書き方をご覧ください。

ご夫婦のゲストは、席が隣り合っていれば、「○○ ○○ 様」の下に「令夫人」と書くのが一般的です。夫婦が離れて座る場合は、「○○ ○○ 様 令夫人」と書くか、奥様のお名前(「○○ ○子 様」)を書きます(みんなのウェディング)。席札は、そのお席のゲストご本人が分かれば、基本的には問題ないとされています。

肩書き

調べた記事では、席札に書く内容は、お名前(様)と任意のメッセージとされ、肩書きは席次表に入れる前提でした。エスコートカードも、お名前とテーブル番号で、肩書きは書かないのが一般的だと説明されています(マイナビウエディング)。

見解が分かれる点もあります。友人中心で、上司のいないカジュアルな式では、肩書きは不要で、席札やエスコートカードに「中学の部活仲間」「大学のサークル友達」のような、関係のひとことを添えると、ゲスト同士の会話のきっかけになる、という案内があります(ゼクシィ)。席次表に肩書きを入れるかどうかと合わせて、席札でどこまで書くかを決めましょう。席次表の肩書きは席次表の肩書きの書き方で整理しています。

メッセージ

席札には、新郎新婦からのメッセージを添えて、サンキューカードを兼ねることもできます。必須ではありません。次の点に気をつけると安心です(みんなのウェディング)。

  • 書く場所は、1枚のカードなら裏面、二つ折りのカードなら、開いた中面の下側です。
  • 黒か紺の、落ち着いた色で書きます。
  • 句読点は打たず、改行やスペースで区切ります。
  • 「終わる」「悲しむ」などの忌み言葉や、「ますます」「いろいろ」などの重ね言葉は避けます。
  • 書くなら全員に、文字の大きさと長さをそろえます。一部のゲストだけに書くのは避けます。

サイズ・形・紙

決まったサイズはありません。ショープレートに載り、名前が見やすい大きさであればよいとされています。一般的なのは、名刺サイズにカットする方法と、A6サイズを二つ折りにする方法です(みんなのウェディング、マイナビウエディング)。

形大きさの目安特徴
名刺サイズのカード約9.1×5.5cm平らなカードで、置いたり、挟んだりして使います。
A6の二つ折り広げて10.5×14.8cm、折ると10.5×7.4cm立てて置きます。内側にメッセージを書けます。
Seatfulの席札(テント型)仕上がり約8.9×5.1cm(広げると約8.9×10.2cm)二つ折りして立てます。名前が両面に入ります。
Seatfulのエスコートカード約8.9×5.1cm平らなカードで、名前とテーブル番号が入ります。

紙は、倒れたり飛んだりしないように、ある程度の厚みのあるものを選びます。色は、テーブルクロスやナプキンとの調和も考えます。デザインを凝りすぎて、名前の場所が分かりにくくならないようにしましょう。

準備の時期

席札と席次表の準備の目安です。式場によって異なるので、最終的には式場の案内に従ってください。

  • 挙式の2〜3か月前:作り方(手作りか注文か)とデザインを決めます。
  • 挙式の1か月〜3週間前:出席するゲストが確定したら、情報を入力し、試し刷りで、漢字、名前、肩書きの間違いを確認します。席札の制作は、ゲストが確定してから始めます。
  • 挙式の約3週間前から:式場に注文する場合は、このころ制作が始まり、1〜2週間前に仕上がるのが目安です(みんなのウェディング)。
  • 挙式の1週間前:直前の席次の調整が多いため、手作りの場合は、席次表の印刷は1週間前が目安とされています。

メッセージを書く場合は、席札が届いてから式場への納品までが、2週間ほどになることがあります。早めに書く内容をメモしておくと安心です。式場への持ち込みには、持ち込み料がかかることがあるので、事前に式場に確認しましょう。期限や納品の日は、式場によって異なります。

手作りか、注文か

1枚あたりの平均の目安は、式場や提携業者への注文が約¥300、外部業者への注文が約¥200、手作りが約¥100とされています(みんなのウェディング)。手作りは、手間と時間がかかるものの、デザインや素材を自由に選べます。注文は、名前のチェックも任せられますが、凝ったデザインでは費用がかかります。 Seatfulの席札とエスコートカードは、ご自宅のプリンターや印刷店で印刷する、印刷用のPDFです。印刷代がSeatfulから請求されることはありません。

Seatfulで席札とエスコートカードを作る

Seatfulは、席が決まったゲストの名前とテーブルから、席札、エスコートカード、テーブル番号を、同じゲストリストから書き出せます。席が決まっていないゲストや、欠席のゲストの分は作られません。

  1. ゲストを追加または取り込み、席を決めます。名前の読みを、「ふりがな」の欄に入れておくと、一覧が五十音順に並びます。
  2. 肩書きを入れる場合は、ゲストの「肩書き」の欄に入力します。席札とエスコートカードでは、名前の上に小さく印字されます。肩書きの欄を空にすると、ゲストリストなどからも消えます。
  3. 「書き出し」を開きます。名前の後ろにつける敬称を確認します。日本語でアプリを使っていると、新しいイベントには「様」が最初から入っています。お名前は「田中 太郎 様」のように、名前と「様」の間に半角スペースが1つ入ります。空欄にすると、何も付きません。
  4. 「席札・エスコートカード・テーブル番号」から、席札(二つ折り)かエスコートカードを選びます。iPhoneアプリでは、クラシック、モダン、クレイの3つのスタイルから選べます。「各カードに料理を印字」をオンにすると、お料理の名前(アレルギーがあるゲストには、その印)が入ります。カードに肩書きを載せないときは、「肩書きを印字」をオフにします。ゲストリストの肩書きは、そのまま残ります。
  5. PDFを作成して、共有または印刷します。無料版の書き出しには透かしが入ります。透かしなしの書き出しは、Event Passで利用できます。

印刷のときは、次の点に気をつけてください。

  • 厚手の紙に、原寸(100%)で印刷します。「用紙に合わせる」は選ばないでください。
  • カットガイドに沿って切ります。席札は、中央の破線で二つ折りにします。上の面は、折ったときに両面とも正しい向きで読めるよう、あえて上下逆に印字されています。
  • 用紙は「用紙」の欄で、A4かレターを選びます。地域が日本の端末なら、最初からA4です。カードの大きさは、どちらの用紙でも同じで、1枚に席札が4枚、エスコートカードが8枚並びます。
  • iPhone版で用紙の選択と「肩書きを印字」のスイッチが使えるのは、バージョン1.7からです。

Seatfulにないもの

席札のメッセージ欄や、写真を載せるレイアウトはありません。メッセージを添えたい場合は、別のメッセージカードを用意するか、印刷後に手書きで添えてください。また、「様」の有無は、イベント全体で1つの設定です。ゲストごとの使い分けはできないため、その場合は、敬称の欄を空にして、必要な方のお名前にだけ「様」などを入力する方法があります。

iPhoneアプリはApp Storeからダウンロードできます。まずはブラウザで無料で試すこともできます。

チェックリスト

  • 全員のお名前の漢字を、返信はがきやゲストリストと照合した
  • 「様」の付け方(ご家族、お子様、ご夫婦)を決めた
  • 席次表に肩書きを入れるか、席札やエスコートカードにも入れるかを決めた
  • メッセージを書く場合は、全員に書き、書き方(句読点、忌み言葉)をそろえた
  • 試し刷りで、サイズ、折り位置、文字の大きさを確認した
  • 式場に、持ち込みの可否と持ち込み料、入稿期限と納品の日を確認した
  • 席次が確定してから印刷した(手作りの席次表は挙式の1週間前が目安。式場に依頼する場合は、式場の入稿期限が優先)

よくある質問

席札は必ず必要ですか?

必須ではありません。席札は、各席に置いて、ゲストにその席を示すカードです。受付にゲストの名前入りカードを置き、ゲストが自分で取って着席するスタイルもあります。席を指定するかどうかと、式場の運営に合わせて決めましょう。

席札に「様」は付けますか?

はい。新郎新婦の家族以外のゲストには、フルネームに「様」を付けるのが一般的です。お子様には、「さん」「くん」「ちゃん」を使う例もあります。ご家族に付けない場合の範囲は、情報源で少し異なるため、両家で決めてそろえましょう。

席札にも肩書きを入れますか?

調べた記事では、席札に書く内容は、お名前(様)と、任意のメッセージとされています。肩書きは席次表に入れる前提です。席次表を作らないカジュアルな式では、席札やエスコートカードに「中学の部活仲間」のようなひとことを添える方法もあります。

SeatfulのPDFは、A4用紙に印刷できますか?

できます。「書き出し」の画面の「用紙」で、A4かレターを選べます。地域が日本の端末なら、最初からA4です。ウェブ版は、ブラウザの言語から用紙を決めます。席札やエスコートカードの大きさは、どちらの用紙でも変わりません。印刷のときは、拡大や縮小をせず、原寸(100%)で印刷してください。iPhone版で用紙を選べるのは、バージョン1.7からです。

参考にした情報

次の記事を照らし合わせて、書き方を確認しました。文章は、Seatfulが独自に書いたものです。式場や地域、ご家庭によって慣習は異なります。

席札とエスコートカードを、同じゲストリストから

ブラウザから無料で始めて、席を決めたゲストの席札とエスコートカードを、印刷用のPDFにしてみましょう。